焼肉の美味しい焼き方について紹介

当店でもいろいろなお肉の部位を扱っていますが、お肉派にはそれぞれの部位で焼き方があるのです。もちろんお客様ごとに焼き肉の楽しみ方があると思いますが、お肉の焼き方を知るともっともっとお肉をおいしく食べられます。部位ごとの焼き方をマスターして焼き肉をもっとおいしく楽しんでほしいです。

正肉は表面に焼き目を付ける感じで焼こう

肉を食べるときにはしっかり焼きたい人と、レア状態で食べたい人がいます。当店のお肉は新鮮なので正肉なら表面に焼き目を付けるのみで十分です。内部がレア状態で食べる野が最もおいしい食べ方になると思いますが、しっかりと火を通したいという方はできれば塩で味わうほうがいいでしょう。焼きをしっかり入れるとタレの場合、焦げやすくなり苦みを感じることもあります。

タレの正肉はミディアムレアくらいの焼き目で!

タレの正肉も完全ミディアムで食べたいという慎重派の方がいます。しかしできればミディアムレアくらいで食べていただきたいです。特に赤身のタレ正肉は表面に焼き目が付いた照りのいい状態で食べていただくとジューシーで白いご飯によく合います。タレに含まれている当分がカラメル化したくらいで食べることがポイントで、それ以上焼いてしまうと硬くて脂分が完全に落ちて紙のような質感になります。

切れ目のある肉やホルモンはどう焼けばいい?

タンなども厚切り牛タンなど切れ目を入れているメニューも多いです。厚切りタンは切れ目を入れていないと歯ごたえが強すぎるので当店でも切れ目を入れて提供します。この切れ目入りのお肉は必ず「切れ目を下」にして網の「中央」に置くようにします。お店によっては網の下ぎりぎりまで炭を入れているところもあるので、この場合はちょっと外側気味に置くといいでしょう。

ホルモンはしっかり焼いて!

レバーは焼きすぎてしまうと肝小葉という構造単位が詰まっている肉なので、ぼそぼそとした独特の触感になります。そのため網に乗せたほうに焼き色が付いたらひっくり返す、これを繰り替えし行って、お肉を箸で押したときに少し弾力が出てきたなと思うところで食べます。

小腸などのホルモンは焦げやすいので網の横、火があまり強くないところに「皮目」から焼き上げます。皮目を下にして動かさずじっくり焼いてから裏返して再度しっかり焼く、これによって余分な脂が抜けてホルモン特有の甘さをぐっと感じられるようになります。

基本的に正肉はレア気味でホルモンはミディアムで

ホルモンも当店では新鮮なものをしっかり下処理しているので安心してたべていただけますが、内臓部位なのでミディアムに焼いてもらうことが基本です。正肉はお好みで網目が付いたらひっくり返してさっと焼いていただくのが基本となります。お好みで楽しんでいただければいいのですが、おすすめの焼き方を試していただくと焼き肉の印象がまた変わるはずです。